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石けんシャンプーQ&A
石けんシャンプーの不安や疑問にお答えします!
- 石けんシャンプーで洗髪すると、髪がきしむのはなぜ?
- 髪がきしむのには、様々な要因があります。
■要因1:キューティクルが開いている
石けんシャンプーは弱アルカリ性なので、髪を洗った直後はキューティクルが開いた状態です。そのため、指でさわると引っかかりがあり、キシキシと感じます。
石けんシャンプー専用リンスを使うと、すばやくキューティクルが閉じ、つるつるになります。 石けんシャンプー専用リンスの主成分は、クエン酸です。弱酸性のため、石けんで弱アルカリ性に傾いた髪や地肌を中和することにより、開いたキューティクルが閉じ、わずかに髪に残る石けんカスが脂肪酸に変わって髪の手触りがなめらかになります。
合成リンスとは成分や目的が大きく違うため、石けんシャンプーの後は、「酸性リンス」「石けんシャンプー用」と表記されている専用のリンスを使用されることをおすすめしています。
※髪は、乾くと自然に弱酸性に戻りキューティクルが閉じるので、必ずリンスを使わなくてはいけない、というわけではありません。
合成リンスとは成分や目的が大きく違うため、石けんシャンプーの後は、「酸性リンス」「石けんシャンプー用」と表記されている専用のリンスを使用されることをおすすめしています。
※髪は、乾くと自然に弱酸性に戻りキューティクルが閉じるので、必ずリンスを使わなくてはいけない、というわけではありません。
■要因2:合成界面活性剤が主体のシャンプー&リンスに慣れている
合成界面活性剤が主体のシャンプー&リンスには、髪をコーティングする合成ポリマーが含まれていることが多いので、それらが髪の表面に付着して、つるつる(ぬるぬる)した洗い上がりになります。その感触に慣れていると、石けんシャンプーの洗い上がりを、違和感のある「キシキシ」だと感じる場合も。「慣れると、この感触が気持ちよい」というお声も多くいただきます。■要因3:髪本来のコンディションが悪い
石けんシャンプーを続けていると、それまで髪に付着(髪の表面をコーティング)していた界面活性剤やポリマーが落ちて、すっきりしなやかな状態になります。髪本来のコンディションが悪い場合は、それが表面化するためにギシギシ、ゴワゴワしていると感じることがあります。
タオルドライ後に、椿油やホホバオイルを濡れた髪の毛先に少量つけてケアをしましょう。
髪の根本や頭皮に付けると、いつまでも髪が乾かずべったりしてしまうのでご注意!
髪の根本や頭皮に付けると、いつまでも髪が乾かずべったりしてしまうのでご注意!
- 石けんシャンプーに切り替えるとフケがでる?
- 実は、フケではなく石けんカスである場合があります。フケか石けんカスかじっくり見極めてみましょう。
■フケではなく石けんカスの場合
ちぎれたような、細胞のかけらのようなものはフケです。頭皮を鏡などで観察しながら爪でひっかいてみると、フケの場合はボロボロとはがれ落ちます。乾くと小麦粉のような粉状のものは石けんカスです。ブラシに白く付着するべたべたした物も石けんカスです。
(1) 石けんシャンプーをしっかり泡立て、手短に、かつ丁寧に洗い流します。
(2) すすぎが完全に終わった後、専用の酸性リンスを使い、髪全体にリンスがいきわたるようにしましょう。
(2) すすぎが完全に終わった後、専用の酸性リンスを使い、髪全体にリンスがいきわたるようにしましょう。
■フケの場合
石けんシャンプーに切り替えたとき、本当にフケやかゆみが出ることもあります。今までのシャンプー剤との作用の違いで、頭皮の角質細胞の生まれ変わりの周期(ターンオーバー)が変化したためにフケが出たり、合成シャンプーやリンスで頭皮や髪に作用していた、保湿成分やフケ防止剤(ジンクピリチオンなど)の効果がなくなったために出ることもあります。
前のシャンプー剤の影響が消える頃、フケは落ちついてきます(早くて1 ヶ月、遅くても6 ヶ月ほど)。
保湿を心がけたケアをすると症状は軽減するようです。これは髪が甦生するための準備期間です。
ただし、頭皮に発疹が出たり、炎症が続く場合は、無理に石けんシャンプーを続けずに、皮膚科での受診をおすすめします。
保湿を心がけたケアをすると症状は軽減するようです。これは髪が甦生するための準備期間です。
ただし、頭皮に発疹が出たり、炎症が続く場合は、無理に石けんシャンプーを続けずに、皮膚科での受診をおすすめします。
- 石けんシャンプーで洗髪した後、べたつくのはなぜ?
- リンス前のシャンプーのすすぎが不十分で、シャンプー時の石けんが髪に残ってしまったためです。
髪に石けんが残っているときにリンスすると、石けんはすべて脂肪酸に変わって、
髪にべっとりと吸着してしまうため、すすぎを十分に行い、専用の酸性リンスを使用しましょう。
髪にべっとりと吸着してしまうため、すすぎを十分に行い、専用の酸性リンスを使用しましょう。